平取町の花・木
平取町の花・木の指定
指定のねらい
開町80周年を迎えた昭和54年、自然を愛し、郷土を愛する心をはぐくむために、町を象徴する「花・木」を指定し、花と緑いっぱいの豊かな環境づくりをめざしたものです。
指定
平取町の花・木の指定にあたっては、全町民から応募のあった中から平取町になじみ深いもの、親しまれているものなどを選定の基準として、開町80周年記念実施計画委員会の審査にて決定し、昭和54年11月3日に指定されました。
花
スズラン(鈴蘭)
別名:君影草(きみかげそう)
学名:Convallaria majalis
英名:Lily of the valley
アイヌ語名:セタプクサ
【分布・生態】
北海道を代表する花として知られ、函館、白老、早来、恵庭付近と十勝高原一帯、釧路阿寒山麓付近に分布しているほか、本州中部以北の高地にも分布している。ここ平取町には約15ヘクタールの広さに密生しており、広く町民に親しまれている。
腐植質が多く、半日陰で湿り気のある場所によく繁殖する。
木
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カツラ(桂)
学名:Cercidiphyllum japonicum
英名:Japanese Judas tree
アイヌ語名:ランコ
【分布・生態】
北海道をはじめ、本州に分布する日本特産種である。特に日高産はヒガツラが多く分布している。沢沿いなどの湿った肥よく土を好み、萌芽力が強く生長が早い。
材は均質で軽くやわらかいので加工しやすく、建築、家具などに利用される。葉は香りがよく、抹香をつくる。
更新日:2024年04月01日
公開日:2024年11月20日