令和5年度 平取町飼料価格高騰緊急対策事業支援金
町では家畜等生産者向けの独自支援策として、次の事業を実施しますので、お知らせします。
1.事業概要等
世界的な原油価格・穀物価格の上昇等により物価が著しく高騰し、家畜等生産者にとって経営の負担増に繋がっており、更に昨年度は、天候不順が続き、自給飼料である牧草が適期に収穫ができず栄養価の低いものとなり、購入粗飼料への依存が高いと考えられる。また、飼料価格の高止まりや生乳の需給緩和で収益性が悪化した状態が続いていることから、ますます生産者の経営を圧迫することが予想されるために、国は昨年度に引き続き同様の緊急対策事業を実施するところです。平取町でも電力・ガス・食品等価格高騰重点支援地方交付金(新型コロナウイルス感染症対応地方創成臨時交付金)を活用し、昨年度と同様に家畜等生産者に対して、支援金を交付します。
2.支援金の対象者
平取町に住所を有し、乳用牛、肉用牛、軽種馬、農用馬のいずれかの家畜生産を営み、びらとり農業協同組合を通して生産の出荷取引をしている農業法人、組織及び個人事業者
3.交付対象頭数
支援金の交付対象頭数は、次とおりとします。
- 乳用牛は、牛トレサデータに登録された令和4年11月1日時点の経産牛の飼養頭数(国が実施する「飼料価格高騰緊急対策事業(第2.期国産粗飼料利用拡大緊急酪農対策)」の交付対象頭数と同頭数)
- 肉用牛は、牛トレサデータに登録された令和5年1月1日時点の経産牛の飼養頭数
- 軽種馬及び農用馬(重種に限る。)は、令和5年1月1日時点の繁殖牝馬(経産に限る。)の飼養頭数(自己所有馬に限る。)
4.支援金の額
飼養する経産牛又は繁殖牝馬の頭数に応じて交付するものとし、1頭当たり次の額とします。(予算の範囲内とします。)
- 乳用牛は、2,800円以内
(注意)乳用牛は、国が実施する「飼料価格高騰緊急対策事業(第2.期国産粗飼料利用拡大緊急酪農対策)」の【都府県分1頭当たり10,000 円】と【北海道分1頭当たり7,200 円】との差額1頭当たり2,800 円を交付します。 - 肉用牛、軽種馬、農用馬は、4,000円以内
5.手続きの流れ(びらとり農業協同組合に手続きを委任してください。)
- 対象者は、「委任状」を農協に提出する。
- 対象者は農協の求めに応じて、経産牛又は繁殖牝馬の頭数等を農協へ報告する。
- 農協は、一括して農協名で町に交付申請する。
- 町は、審査後「交付決定」を農協に通知する。
- 町は、支援金を農協に一括入金し、農協は各対象者に入金する。
6.町への申請期間
令和5年10月1日から令和6年3月31日まで
7.お問合せ
平取町役場産業課畜産係(産業課直通 電話2-2223)
更新日:2024年04月01日
公開日:2024年04月01日