祭
平取町には義経神社という神社があります。
この神社の起源は1798年(寛政10年)幕吏 近藤重蔵による祠の設置と御神像の奉祀とされています。
近藤重蔵が東蝦夷地を巡視の折にアイヌの人々がオキクルミを祖神として崇拝していたことから蝦夷族宣撫の一策と考え、「英雄義経はオキクルミカムイと同一なり」と解き、義経の像を奉祀したものと言われています。
毎年8月15日が義経神社の大祭となり、地元出身の高校生などが扮する義経や静御前なども登場する神輿渡御や、町内会ごとの子ども神輿行列やお祭りを盛り上げる地域の催しや花火大会などが宵宮祭も含め行われます。
コロナ禍という地域行事の継続を危うくさせる出来事もありましたが、今年も晴天のなか義経神社大祭の一連の行事が執り行われました。
百年以上も続いてきた伝統的なこのお祭りは、地域の人の気持ちのつながりを確認する大切な行事ではないかと思っています。大切に守っていく宝の一つですね。
さて、お祭りは伝統的なものばかりではありません。いよいよ9月15日の日曜日、今年も平取町では「2024食の祭典 びらとり和牛・トマトまつり」が賑々しく開催されます。名のとおり平取町が自信をもっておすすめする、和牛、トマトをはじめとするおいしい食材を堪能いただきたいと思っています。おいしい新米も限定販売される予定です。
伝統的なお祭りあり、新しいイベントあり。四季を通じて日本中、世界中、様々なお祭りが開催されています。ワクワクする心が躍る非日常という時間を人は求めるのでしょう。
9月15日の日曜日、おいしいものをたくさん味わって、こころウキウキ、ワクワクする時間を過ごしに平取町に来てみませんか?心からお待ち申し上げております。
9月15日(日曜日)「食の祭典 びらとり和牛・トマト」開催/平取町 (town.biratori.hokkaido.jp)
更新日:2024年09月10日
公開日:2024年09月10日